宝石としての真珠

当店では真珠ネックレスの「糸換え」や「金具交換」、「PS加工」など、修理・メンテナンスを承っております。
ご来店されるお客様の中には「今、自分で身に着けている真珠のネックレスを、後々には子供に譲りたい」という方が多くおられます。
お持ち込み頂く真珠の品質は様々ですが、中には手の施しようのないお品物もございます。


ひと粒が宝石

現在、インターネットや通信販売が普及し、販売価格が1万円や2万円といった目を疑うほど安いに品物が本真珠として売られています。
価格はとても魅力的ですが、果たして宝石と言えるものなのかどうか。

真珠のネックレスは、金具の長さを除くと、およそ40cmです。
真珠の玉の数にすると、50粒から60粒ほどになります。

真珠ひと粒当たりの金額を計算してみると興味深い結果になります。

仮に50粒のネックレスとして計算すると、販売価格1万円のネックレスでは、「10000円÷50粒=200円」。
真珠ひと粒当たりの金額は200円ということになります。
金額だけで判断することではありませんが、宝石というより雑貨に近いと感じてしまいます。
ちなみに、有名な新潟県村上市の岩ガキは直売店で一つ500円ほどです。


良質な真珠が出来るまで

真珠の養殖では母貝の育成から始まり、少なくとも4年の歳月を経て生み出されます。

養殖期間に全体の半数が不良となり、収穫された真珠の20%は真珠層の生成不足により宝石としての価値を持ちません。

身に着ける女性の品格を表す良質な真珠は、長い年月と生産者のひとつひとつの丁寧な仕事から生まれます。


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